みなさんこんにちは!
人間力・言語力・文章力の講師、さかしんです!
卒業シーズン、春休みですね。
平日の昼間に映画を観に行ったら3列目以降がほぼ満席、なぜと思ったら春休みだったんですね。
つかの間の余暇を楽しむ学生さん、存分に今の時間を楽しんでほしいです。
さて、今日は高単価商材が「商品力」だけでは売れない理由について書きたいと思います。
はじめに
先日、LinkedInでこんな投稿をしました。
この投稿の答え、みなさんは何だと思いますか?
分かりやすい例で言うと、
100円ショップだったら、気兼ねなく商品を買えますよね。
それが車屋さんだったら、慎重に車を選びますよね。
1,000円のランチであれば、たとえ味がイマイチでも「次は別の店に行こう」で済みます。
しかし、これが100万円、200万円のコンサルティング、コーチング、設備だったらどうでしょうか。
「失敗してもいいか」で買える人は、この世にほとんど存在しません。
むしろ、絶対失敗したくないですね(笑)
汗水垂らして働いて得たお金ですからね。
では、なぜ高額商材は「商品力」を磨くだけでは売れないのか。そこにある決定的な要因とは何なのか。
今回は、私なりの答えを深く掘り下げてお伝えします。
1. 高単価商材における「失敗」の定義が変わる
まず、安い商品と高い商品では、買い手が恐れている「失敗」の性質が根本から異なります。
安い商品の場合、失敗の責任は「商品(対象物)」にあります。
「このペンは書きにくい」「このアプリは使いにくい」。
不満の矛先は外に向き、買い手の自尊心が傷つくことはありません。
しかし、高額商材、設備、有形商材、無形商材の場合、失敗の責任は「自分(買い手)」に向かいます。
「これだけの投資をしたのに、結果を出せなかったらどうしよう」
「もし変われなかったら、自分という人間にはもう価値がないのではないか」
無意識ながら、そのように考えることが多いんですね。
高額な決断を前にしたお客様が本当に恐れているのは、お金を失った後のことです。
「投資をした自分を否定することになる恐怖」です。
どれほど商品力が素晴らしくても、この「自分への疑い」という心理的障壁がある限り、お客様は最後の一歩を踏み出すことができません。
2. 商品説明(やり方)が逆効果になるパラドックス
多くのビジネスパーソンが陥る罠があります。
「高額だからこそ、内容を充実させなければならない」
と考え、カリキュラムの細かさや特典の多さ、あるいは最新の理論(やり方)を必死にアピールしてしまうことです。
もちろん、商品力があることは大前提です。
しかし、商品力の説明を重ねれば重ねるほど、お客様の心の中では逆の反応が起こります。
「こんなに高度な内容、自分に使いこなせるだろうか?」
「こんなにたくさんの課題を、今の自分にこなせるだろうか?」
「やり方(Doing)」を提示されればされるほど、お客様は「今の自分(Being)」とのギャップに苦しみ、防衛本能として「今はまだ早い」「もっと準備ができてから」という断り文句を生み出します。
商品力を磨くことは、買い手にとっての視点でいうと、ともすれば「難易度」を上げることにもなり得るのです。
3. 決定的な要因:お客様の「覚悟」を背負う力【高単価商材】
では、何が売るための決定的な要因になるのか。
それは、売り手側がお客様の「覚悟」を背負えるかどうかです。
高単価商材が売れる瞬間、お客様は「商品」を買っているのではなく、「この人と一緒なら、自分という人間に賭けてもいい」という「確信」を買っています。
その確信を与えるのは、スライドの綺麗さでも、論理的な話し方でもありません。
売り手の生き様から滲み出る「人間力」であり、「在り方」そのものです。
「私はあなたの可能性を、あなた以上に信じている」
「あなたが自分を疑っても、私はあなたを諦めない」
こうした「言語化できない信頼感」こそが、お客様が抱える「自分への疑い」を溶かす唯一の特効薬になります。
これを私は「人間力」や「言語力」の核心としてお伝えしています。
4. テクニックは「覚悟」の後についてくる
私はよく、「テクニックは後でいい」と言います。
私自身、ブログや講師としての活動をしていますが、最新のマーケティング手法を駆使したからうまくいっているわけではありません。
むしろ、「相手の人生にどこまで深く関与できるか」という土台(人間力)を磨き続けた結果、自然と高単価でも選ばれるようになったのです。
もちろん、商品を届けるためのライティング技術やセールススキル(やり方)は必要です。
しかし、それらはあくまで「覚悟を決めたお客様を目的地まで運ぶための道具」に過ぎません。
道具(テクニック)だけを磨いても、運転手(在り方)に信頼がなければ、誰もその車には乗ってくれません。
5. 高単価商材を扱う私たちが磨くべきもの
もしあなたが、今のビジネスの単価を上げたい、あるいは高額商材を扱っているのに成約率が上がらないと悩んでいるなら、一度立ち止まって考えてみてください。
あなたは、お客様が「人生を変えるための決断」をする際、その恐怖を分かち合う準備ができていますか?
- 自分の「在り方」を整えているか: 自分自身が挑戦し続け、覚悟を持って生きているか。
- 「繋がる力」を磨いているか: 相手の表面的な言葉ではなく、奥底にある不安や願望を察知できているか。
- 「言葉の重み」を意識しているか: 情報としての言葉ではなく、相手の心に突き刺さり、一歩動かせる言葉を紡いでいるか。
これらはすべて、ノウハウ本を読んでも身につきません。
日々の生活の中で自分と向き合い、真剣に他者と深く関わる中でしか養われない「人間力」の領域です。
おわりに:ビジネスのステージを上げる
高単価商材を売るということは、お客様に「本気で生きる」ことを提案する行為です。
それは、提供する側にとっても、同じだけの本気が求められる、非常に厳しくもやりがいのある世界です。
「商品力」という鎧を脱ぎ捨て、一人の人間としてお客様の前に立つ。
その時、あなたの言葉には魂が宿り、価格の壁を超えて「あなたから買いたい」と言われるようになります。
「やり方」より「在り方」を軸にしたビジネスへ。
私と共に、そのステージを目指してみませんか。
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